赤坂迎賓館-行ってきました-

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赤坂迎賓館、ご存知でしょうか??実は私は全く知りませんでした。。

四ッ谷に雄大に構えている西洋建築

ここは日本??と思ってしまう出で立ち

明治に建てられたとのことですが、これだけの物を作るのは相当の努力と技術が必要だったに違いないです。当時の方々の意地とプライドが伺い知れます

 

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外観は勿論ですが、内装も素晴らしかったです

特に七宝でできた花鳥図が絵画の様な繊細さで
まったく「すごい..」の一言

是非みていただきたい!!

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そして庭園の松が実に見事でした

赤銅の木肌と青々とした松葉
いつまでも見ていられる美しさです。

これも庭師さんの絶え間ない努力の賜物なのだろうなぁ

有り体の言葉ですが日本の技術すごいな、と改めて感じました。

これから涼しくなって来たら増々素敵な時間が過ごせそうです。
西洋建築やお城が好きだけど海外はちょっと遠い。。という方は是非

来賓がある場合は一般公開されていないとのことなので事前のご確認をお忘れなく!

 

迎賓館赤坂離宮(内閣府)HP : http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html

蜻蛉《小扇面(外金)色紙》

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この時期、とんぼを見かけると、

お、そろそろ秋がくるのかなと思います

扇面の白い所は画仙紙になっているのですが、岩絵の具より水墨での濃淡がキレイに出ます。

破竹のときのように、岩絵の具を使ってねじこじしているとすぐに繊維がぼろぼろとでてきてしまいます

サラッと仕上げるのが画仙紙の良さを生かすコツなのかも

博物館のような日本画材屋さん-PIGMENT-

以前から気になっていた、天王洲アイル駅すぐそばのPIGMENTに行ってきました

ずらっと並ぶ、顔料たち、こう、バッチリ空間デザインされて見ると
改めて日本画の絵の具きれいだな〜なんて思います

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しかしながら特に面白かったのが膠!!
先日行った横須賀美術館で展示されてた膠も置いてあり
その時、初めて見るなぁ〜なんだろうコレ、、と思っていた膠達にも再会できました。
店員さんに聞いてみたところ海外の膠から豚膠、墨膠と,,その特性や作られ方についてとても丁寧に教えてくれて、本当に勉強になりました。


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太鼓膠という、古くなった太鼓の皮を炊いて作られた膠と
今ではなかなか入手が難しい鹿膠をゲットしました

最近使っている妻屋さんの軟軔鹿膠とどんな違いが出るのか、
今から楽しみです!

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PIGMENT Tokyo

公式HP : https://pigment.tokyo/ja
営業時間 : 11 – 20時
定休日 : 月曜日・木曜日