「制作」カテゴリーアーカイブ

梅に牛 《金潜扇面色紙》

今日は立春、暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒いです。

お正月にアップした牛は講習の見本用に描いたものだったので、改めて今年の干支である牛を描きました

講習となると、いわば人にお伝えするためのテキスト。使う画材も技法も自分の好きなようにとはいかないので、こう改めてやりたいように描くととても楽しかったです。

ふと生徒さんも講習を離れて自分で書くときは、楽しく思うまま描いて欲しいなと思いました。

コロナが落ち着いたら行きたいところ。色々ありますが、湯島天神もその一つです。天神さんの牛は黒なのよと教えてもらったので今回はそのイメージで黒牛にて描きました。

外出する楽しみは難しいですが、家で新しいことを学ぶには良い時節なのかもと最近思います。

ちょうど、天神さんとゆかりのある丑年でもありますし実りが多そう。どうでしょう

白龍《サムホール/紙本着彩》

胡粉と墨と岩絵の具を少し

一度描いてみたかった龍を描きました。

白いところは全て同じ胡粉です。一色の胡粉を使ってどこまで表現ができるのか?挑戦してみてとても面白かったです。

胡粉は塗ったばかりの時はけっこう透明で、乾くに連れてだんだんと白くなっていくので、どれくらいの色になるのか、乾くのを待つ時間もたのしいです。

話は変わりますが、昨日ついに二度目の緊急事態宣言が出てしまいました。

悩んだ末に教室は少しの間お休みとすることにしました。

今回の規制では対象に入っていませんでしたが、やはり心配で。。

杞憂だったら、それはそれでいいかなと思っています。

ポラリス(紙本着彩)

いつの間にか、気づけば年の瀬になってしまいました。

今年は、なかなか思いがけないことの連続でしたが、周りの方々に支えられたおかげで、新しいことにも挑戦でき、日本画の講習や教室を通して新しい発見もできて実りのある一年だったように思います

そんな中で、改めて墨と胡粉の色の幅や面白さにハッとしまして

この作品は墨と胡粉だけで描いています。

昨年何回も行っていた磐梯山も今年は行けずじまい。。と思ったら1月に2回行ってました。そんな。。。

体感としては3年くらい見に行けてないくらいの気分です。。

とにかく来年は楽しく気軽に旅立ちたいものです。

いよいよ、冷え込みも厳しくなって来ました。

みなさんあたたかくして、良いお年をお迎えください!