大晦日

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あっという間に2015年ももうおしまいです。

今年は色々な人と出会え、後半には制作にも打ち込めて、とてもありがたい1年だったなぁと思います。中でも3ヶ月のドイツ滞在が実現できたのはやはり大きいです。

無事こうして帰国できたのも支えてくれる方々のおかげ、本当に感謝しきれません。

このサイトやブログを通じて、何か少しでもバックしていけたらなぁと思っています。

来年もどうぞ、よろしくお願い致します!

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さて、上の作品”時の色”は左から右へ向かって、

→古くから使われてる絵の具(緑青、群青、代謝,本洋紅、朱、胡粉など)

→ 天然絵の具(鉱物から出来てるもの)

→ 近代できた新岩絵の具(ガラスに着色し人工的に作られたもの)

→ 最近できた合成、G絵の具、アルミフレーク

という感じに“岩絵の具”の色の変遷を時系列を追って描いてみたものです。

並べてみると、はじめはあんまり色数なかったところから、大きい樹が枝を伸ばすようにどんどん色の幅が広がってきたのがわかります。

色の幅が増えたということは、そのまま表現の幅も増えたということで、
そしてまた新しい色への探求の軌跡でもあると思います。

岩絵の具、大きい括りでいうと顔料は、今なお新しい色が日々開発されています。

環境に配慮したもの、価格を抑えたもの、まったく新しい素材、ちょっと変わった鉱物から出来たものなどなど…

来年はどんな色に出会えるのか、楽しみです!


連筆のような…

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こちらドイツの画材屋さんで発見した連筆のような不思議な筆です。

色々と作りがダイナミックなんですが、すごく安い!

3ユーロくらいだったと思います。500円くらいって感じでしょうか

使ってみる前に記念に撮ってみました。

連筆だったらこの大きさなら2−3万軽くしそうです、、質の差もすごいですが

刷毛じゃなくてこういう細い筆を並べる物を欧米でも扱ってるんだなぁと驚きました。

毛先が割れにくいのがいいのかなぁ

使いやすさへの探求は世界共通ですね。

それにしても柄がない。そっちの方が使いやすいんでしょうか、9連筆とかになると確かにそうかもです。あの柄、もっぱら乾かすときに引っ掛けるようなのかな

12連筆とかいつか使ってみたいものです、枕元とどかないかな。。


侘助つばき

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鳥の子色紙に岩絵の具と胡粉にて。

ひきつづき膠の代わりにゼラチンを使ってみたのですが、

こちらは密閉して冷蔵庫保存で2〜3週間が保存の目安かなぁという感じです。

椿もそろそろ終わりがけ、今年ももうあと少しです。

先のドイツ滞在では油画と西洋文化とコンテンポラリーアートをここぞとばかり堪能させていただき、ふと

西洋画は影、日本画は陰に重きを置いているように思いました。

何に重点を置いて物をとらえるのか、という文化の違いが根底にある気がします。

最近めっきり不可思議な生き物や抽象的なものを描くことが多いですが、

この対象の”おもかげ”を表すことを胸に、こうして原点回帰しながら色紙を描くととても勉強になります。

そして何より楽しい。