いま損保ジャパン日本興亜美術館で開催されている、吉田博展へ行ってきました
スケッチ、水彩、油画、そして版画が、時代ごとに展示されていて、ひとりの作家がモチーフと向き合い表現を模索していく様がそこで繰り広げられているようで、とても面白かったです
なかでも特に印象的だったのが帆船の版画の連作です
恐らく刷り板は同じ物なのだと思うのですが、その彩色の変化により朝昼夕と刷り分けられていて、
それぞれが何とも言えない、繊細であたたかな光に包まれているのです
挨拶文に、西洋画に対峙した日本の画家の一つの答え、というような文言があったのですが、その版画をみて、なんだかひとり納得してしまいました
会期は今週末と迫っているのですが、新宿の近くにお越しの方おすすめです!
(結構混んでいたので、朝イチか夕方の方がゆっくり見れるかも・・)
《生誕140年 吉田博展》
公式HP http://www.sjnk-museum.org/program/current/4778.html
日時 〜8/27(10:00〜18:00)