柿の実がなる季節になりましたね
ご近所の柿の木にもたわわに実っていて、秋だなぁという感じです
先日の雲ひとつない快晴の日、なんと遠くに富士山が見えました!
だんだん寒くなってきましたが、これは空気が澄んで晴れの日が増える秋冬ならではの楽しみ
朝晩の寒暖差が激しくなってきましたね
風邪が長引いてしまって、健康って大事だな。。と改めて痛感している次第です;;
さて、最近まわりで、下地やもりあげについて話題になっていて、ひとつ試してみました。こちら↓
上から線の盛り上げ、薄塗り、厚塗り(溜めぬリ)、でこぼこ
上から重ねて塗ったのは淡紅末11番と水干舶来黄土です
そして下地に使った黒い所は天然岩黒の15番
大きめの画像にしてみたので、クリックで拡大できます!
比較してみた所、
それぞれ
《胡粉》…繊細な模様を描きやすい、色は薄め、均一に塗りやすくムラになりにくい
《方解石》…透明感はわずかで陶器の様な白さ、色味は胡粉っぽい暖かみのある色
《水晶末》…少し透明感がある、特に溜め塗りした場合でやすい 色味は新岩の岩白の様なすっきりとした寒色系の白
《軽石》…盛り上げの操作がしやすい、色味は少し茶っぽいが上がけした色にはほぼ影響なし、皮膜力が強く下地の色が透けにくい
という感じで、超個人的な扱いやすい順としては
軽石→方解石→水晶→胡粉 となりました
一口に下地と行ってもいろいろあるもの、用途によって使い分けて行きたいものです
今回は細かい物で比較してみましたが、粒子が粗くなるとまた違った結果が出るかも
結論として、盛り上げてみようかな!(細かい絵の具で)って言う時の個人的なオススメとしては軽石ですが
そこはやはり好みがあるもの。。盛り上げ用素材は少ない単位でも扱っていたりするのでいろいろ試してみると面白いかもしれません
とはいえ、ちょっとでも参考になったら幸いです!