念紙をつくる

大下図を練っていたら、3週間経っていました。驚きです

そして、いざ写そうとしたらなかなか上手くいかず、仕方ないので何年かぶりに念紙(=写し紙、チャコペーパーみたいなもの)を作ってみました。

さっそく使ってみた所、写り具合は上々です、よかった。

関東はお天気続きのカラッカラなのですぐ乾いて助かります。
しかし、いかんせん室内がお酒の匂いでいっぱいに…

久しぶりに作ろうとしたら、すっかりやり方を忘れてしまっていたので

備忘録につくり方を載せておきます

すごく適当なので参考程度に、、

 

◼️念紙のつくり方◼️2x3尺(65x90cmくらい)

《用意するもの》
楮紙or薄美濃紙の生、水干絵の具(30g)、甘口の日本酒、乳鉢(12cmくらいの)、刷毛

◯あるといいもの◯
新聞紙か毛布、大きめのゴミ袋

1、乳鉢で水干を擦る

2、粒がなくなってきたら、お酒を少しずつ加えて飲むヨーグルトくらいの粘り気の濃度に溶く

3、楮紙を新聞紙か毛布の上に表向きに広げ、刷毛で2を全面に塗る

4、そのまま置いて乾かす(ホットカーペットや床暖房の上だと乾くのが早くなります)

5、乾いたら端から紙をクシャクシャにしていき、ゴミ袋の中で広げながら叩いたり、またクシャクシャにしたり揉んだりして余分な絵具を落とす
※絵具が飛ぶので、汚れてもいい服装で掃除しやすい場所or室外がオススメです

完成!!

自作だと自分の好きな色で作れるのがいいですね

代謝や朱土がメジャーですが、青や紫はもちろん白緑などの薄い色でも写す画面によっては結構使えます

余ってる水干絵の具使ってしまうのも手ですね..!
ちなみに写真は群青の中印と朱土黄口でつくりました

ちょっとでも参考になったら幸いです