先日スケッチしたアジサイを小作品にしました
下地は以前試して面白かったので、銀箔の上に薄い手漉き紙を貼って作っています
見る角度によってほんのりと色が変わり、箔とはまた違った趣があります
梅雨時の薄曇りの色は、緑が映えて植物が鮮やかに見えるので好き..
なのですが、あまりの長梅雨も困りものです
湿気が多いと作品の乾きも遅いので、こういう天気の日はじっくりと考えながら作品と向き合うほかないです
日本画は墨を擦ったり、胡粉をといたり、何かといちいち手間と時間がかかりますが、その時間こそが大事なのではないかなと考えています。余計なものをそぎ落とすための時間のような
とはいえ今日久しぶりに晴れて、やっぱりお天道様はいいものだなぁとしみじみ実感しました
そろそろ夏がやって来そうですね