初夏の花が咲きそろう季節になってきましたね
実家の庭のクレマチスも続々と咲いてきました
冬の時期には、繊細な細い茎が残るだけなのに、この時期にはどんどん葉っぱもついて次々花がつくのだから毎度感心してしまいます
梅雨入りして雨の日が続きますが、この時期ならではの景色というのも楽しんでいきたいものです
初夏の花が咲きそろう季節になってきましたね
実家の庭のクレマチスも続々と咲いてきました
冬の時期には、繊細な細い茎が残るだけなのに、この時期にはどんどん葉っぱもついて次々花がつくのだから毎度感心してしまいます
梅雨入りして雨の日が続きますが、この時期ならではの景色というのも楽しんでいきたいものです
先日ご紹介した出雲民芸紙に、今ちまたで噂の妖怪さん”アマビエ様”を描きました
妖怪って可愛いですね、、とても
足が三本だったり目がなんか特殊だったり、書いているとしみじみ不思議かわいい..と思います
仕上げに使ったのが水金泥です
初めて使ってみたのですが、落ち着いていていい色ですね
教室を始めてから、画材を紹介することも増えてきました。
そういう時、自分で使ってみるのが一番なので、時間の持てる今、思いつくまま色々挑戦したいものです
そういえば先日、教室の課題用に人生初の動画作成をしてみました
絵の具がだんだん塗られていくのって見るのとても面白いですね
しかし大きな課題が、、、
私とても近眼で、いや、というかもはや癖で画面との距離がすごい近いのです
撮影して見ると自分の頭がすごく邪魔。。。それにしても近すぎる、客観的に見る良い機会になりました;
疫病退散してくれるというアマビエ様
あやかって、このまま収束に向かっていきますように
しおりに折り紙…だけでなく、その下も!
まるで本物の木のような木目、、実はこれも和紙なのです!
こちら全部”出雲民芸紙”
出雲民芸紙は、名前の通り、島根県で昔から続く伝統技法にて一枚一枚手すきで作られている和紙です。
実は半年ほど前、ウィーンで開催された国際平和美術展にて、まさにこの和紙を広めようと活動してらっしゃる作家さんと偶然出会いまして
実際に使ってみたい!ということで送っていただいていたのです。
これまで、いろんな和紙を紹介してきましたが、こちらもとても面白い紙です
いろんな色があって華やかなのはもちろんですが
まずもって推したいのが、一種類の原料で作られるところ。
制作でいつも使っている雲肌麻紙やほとんどの和紙は、主にコウゾ、ミツマタ、ガンピから2〜3種類を調合して作られています
が、出雲民芸紙は、雁皮紙なら雁皮だけ、コウゾはコウゾだけ、と一つの原料からできています
なので、それぞれの原料の生み出す特性や風合いをより強く感じることができるのです
さらに前述した通り、この、木目!!
これは、板干しする過程で自然とできるそう
水張りすると消えちゃうのかなと心配しましたが、大丈夫でした。
少し茶味のある色も相まって、高級杉材のような雰囲気です
なのに触ると雁皮特有のあのツルツルすべすべとした感じ、不思議!
描くのが勿体無いなと思いつつ、さっそくちょっと描いてみています
筆滑りが良く細かい描写も描きやすいです
自然の風合いを生かした作品を作りたい時、特に良いのではないかなと思います
公益財団法人安部榮四郎記念館http://abe-eishirou.jp/
もっと詳しく知りたい方はこちら↑
(人間国宝の和紙職人さんの記念館です、行きたい!)
出雲民芸紙お取り扱いサイト