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八木橋百貨店アートサロン個展 無事終了しました


9月10日より開催していました、出身地である熊谷市の八木橋百貨店さんでの個展が無事に終了いたしました

お忙しい中、会場に足を運んでくださった皆様、会場に来れずともお気にかけてくださった皆様、サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました

会期中、色々な方に作品の感想やお話をいただける機会があり、とても楽しい一週間となりました

”絵は見られて初めて完成する”と、どこかで聞いたことがありますが、その通りだな、と実感します

絵を描く方、描かない方、見るのが好きな方、そうでもない方、色々な方のお話が聞けて、とても面白かったです

また、予想以上に日本画を描いてらっしゃる方にご来場いただけて、地元にこんなに日本画の方がいらっしゃるのか!と嬉しくなりました

今回一番の嬉しい衝撃です

個展での発表は初めてだったのですが、また機会を見つけて開催したいと思います

私が素描やスケッチを見るのが好きなので、思い切ってスケッチブックを持っていってみました

描いたはいいけどどこにもお披露目できていなかった”Yの象徴”も展示することができて、とてもありがたい機会でした

面白いかなと思い、”岩絵の具”の原料である鉱物の展示もさせていただきました

足を止めてじっくり見てくださる方もいて、嬉しくなってしまい、ついつい話しかけてしまったり….

岩絵の具、魅力的な世界です!

《白蓮》


白蓮//F4/岩絵の具、銀箔、美濃紙

蓮の花が咲く季節となりました

蓮は花はもちろんですが、あの葉っぱに水滴が丸くゆらゆら留まっているのを見るのが好きです

梅雨が明けたと思ったらいきなりの猛暑。皆様くれぐれもお気をつけておすごしくださいね!


梅雨空《F4紙本着彩》

流石にそろそろ梅雨明けしてもらいたいですね
今年はなかなか長い..

とはいえ、梅雨時の明るい曇り空に映える緑色はとても好きです

こちらの作品は、銀箔の砂子を紙の面が見えなくなるまで撒く、”まき潰し”という技法を使って制作しました

なかなか、気の遠くなる根気のいる作業で、下地だけで何日もかかってしまいました..

刀剣の鞘や工芸品などでみる”梨地”もおそらく似たような技法なのかなと思うのですが、職人さんはすごいな、と改めて感じました、すごい

<F4,雲肌麻紙、銀箔、岩絵の具>