胡粉を生かした作品をと思い制作した習作です
まだまだ奥が深く模索の最中ですが、柔らかくほんのり温かい白さは、なかなか他には変えがたい胡粉特有のものだと思います
いろんな胡粉がありますが、私は中川胡粉さんの金鳳が一番好きです
前回の記事でちらっと言っていた台湾(台北)の画材屋さん
色々と実際に使ってみたのでご紹介です
まず探しまわってなんとか出会った台湾製の紙!
”古今書畫紙”
こちらは薄手で色が白く、画仙紙と本画仙の間のような紙でした。
少し滲みやすいですが、表面はつるっとしていて細い線が書きやすいです
”好油膠”
チューブに入った見たことのない絵の具、、つい買ってしまいました
チューブ絵の具にしてはちょっと固め(柔らかめの粘土くらい)ですが、水性なので水ですぐ柔らかになります
赤以外にも黒や黄色など何色かあったので色による違いもあるかもしれないです
半端な雲肌麻紙があったので少し塗って見たところ
なんとも言えない梅ジャムのような甘酸っぱい香りが…!!!?
なんとも不思議な絵の具です、、アクリル絵の具とかとの相性も良さそうですね
”赤くてキラキラした顔料”
なんかすごいチャイナ…!!!と思い買ってしまいました
何でできているのか、、よく見ると直方体をしている赤いキラキラの砂。
岩絵の具でいうと粗さは1番か極荒
顔料はあまり見かけなかったのですが、他にも雲母っぽいものやパールパウダー、色付きビーズなど粗さがあってキラキラ光るものが揃っていました
ただし結構隅っこのあたりにあったので、使う人は、、少ないのかもしれないです
ちなみにこちらの品々を購入させていただいたお店
《學校美術社》
http://www.artsupply.com.tw/front/bin/home.phtml
(公式HP/北京語)
入口がちょっと見つけづらいので行かれる際はお気をつけて!!
メトロで一駅のところに額専門の売り場もあり、そちらもお買い得なミニ額がたくさん揃っていて良かったです
台湾でいうところの”國画”の画材を、、と思っていたのですが、今回は朱墨の青や緑バージョンというのしか見つけられなかったです。
展示会場にて見た國画の作品もあんまりザラザラしたものは使ってなさそうだったので、液体の画材を使うことが多いのかもしれないですね
今回行けなかった所もあるので、次回行くときは他にも色々行ってみたいものです
顔料に限らず水彩絵の具や色鉛筆でも日本では手に入らないものが並んでいるかも。。ですからね!
友達の結婚式をお祝いしに関西へ行って来ました
そこで、そうだ京都行こうと前々から行ってみたかった画材屋さん巡りをして来たので、ご紹介を
まずこちら画箋堂さん
京都市で一番大きい画材屋さんとの噂があるだけあって
店内所狭しと油彩や水彩、コミック画材と多種多様な画材が並んでいました
日本画コーナーはそんなに大きくありませんでしたが、こういうところには思わぬ掘り出し物があったり、こんな画材もあるのか〜と発見することも多いので面白いです。メタリックなアクリル顔料とか手で塗る絵の具とか、お手軽な染料とか、、
カードでささっとお支払いできてしまうこの時代、、恐ろしくもあります。。。!!;;
中でも一番おおおお!となったのが、こちらの色鉛筆の種類!!
色鉛筆のバラ売りって意外と少なくて、とくに海外のものは世界堂にもセットしかなかったりするのですが
なんとドイツ製デューラー社のFABER CASTELLが全色単品購入できるという驚き
パブロとホルベインさんのもたくさん揃っていました
鉛筆同様、色鉛筆もメーカーによって色や使い心地が結構違うので、朱色は三菱のがいいけど黄色はホルベインが良くて、黄緑はデューラーがいいなんていう私のようなわがままユーザーにはもってこいの大変ありがたいお店
画材ずきさんには是非一度見てみていただきたいお店ですね!
ちなみにゴールデンウィーク期間はゴールド商品が2割引(!!)とのこと、大きい!色鉛筆(金)も対象でした^^
▪️画箋堂▪️