木蓮の咲き始めた頃に描いた作品です。
ご近所の木蓮の枝にキジバトのつがいが一組、巣作りをしようとしているのか行ったり来たりしていました。
ぼーぼーぽぽーというあの独特の鳴き声、私は結構好きです。
今回は絹色紙をつかってみました。
手軽に絹本彩色できる点で色紙はとても便利です。
ちょっと値段が張るのが玉にきずですが、、
絹を使うと紙では出来ない柔らかい表情が出せるので、なんとも癖になりそうな面白さです。
写真に上手く映せないのがなかなかもどかしい。。
今後も色々と試して行きたいところです
鳥の子色紙に岩絵の具と胡粉にて。
ひきつづき膠の代わりにゼラチンを使ってみたのですが、
こちらは密閉して冷蔵庫保存で2〜3週間が保存の目安かなぁという感じです。
椿もそろそろ終わりがけ、今年ももうあと少しです。
先のドイツ滞在では油画と西洋文化とコンテンポラリーアートをここぞとばかり堪能させていただき、ふと
西洋画は影、日本画は陰に重きを置いているように思いました。
何に重点を置いて物をとらえるのか、という文化の違いが根底にある気がします。
最近めっきり不可思議な生き物や抽象的なものを描くことが多いですが、
この対象の”おもかげ”を表すことを胸に、こうして原点回帰しながら色紙を描くととても勉強になります。
そして何より楽しい。