「色紙」カテゴリーアーカイブ

《ほおずき》銀潜紙丸窓色紙

先日のスケッチから丸窓色紙にしてみました

今回の色紙は岩絵の具の11番、13番あたりを中心に使ってみました

雲肌麻紙や金潜紙にくらべると、画仙紙はツルッとしていて絵の具が引っかかりにくいですが、

そこを逆に利用して、筆跡で出来た絵の具の濃淡でモチーフの実感を表現してみようという試みです

いつか水彩や墨でサラッと仕上げた方が画仙紙のよさ出るのかも。。

とも思ったのですが、中々どうして、可能性の幅はまだまだありそうです

 

《参考記事》蜻蛉《小扇面(外金)色紙》

 

 

《もも》金潜紙色紙

先日のスケッチを色紙にしたててみました

シンプルにそのものだけを描く、というのも面白いです

今回の桃の表情は絵の具の比重の違いを利用して彩色してみました

おいしいあま〜い桃の香りを想像しつつ、、

 

岩絵の具、紙、そして膠と水の分量、日本画の画材は描く度に未だに新しい発見があります
本当に奥が深いです

 

《七夕》金潜紙色紙

そういえば今年の七夕は珍しく晴れましたね!

旧暦の七夕は八月、それにあわせて行われる仙台の七夕祭り、一度は行ってみたいものです

お祭りの、あの特有のちょっと浮かれた感じの雰囲気、思い返すだけでもちょっとウキウキします

岩絵の具の面白さは、かすれたときの独特の風合いにもあると思います

特に金潜紙やザラッとした面でその魅力が出やすいです