色の変化

(burn/ F4 4連作)

先日、焼いた絵の具をさっそく使ってみました

実際に塗ってみて、やっぱり天然の絵の具は綺麗だなぁと思います

私は天然の群緑がとても好きなのですが、焼くとまた違った深みが出るなと発見ができ良かったです

わかる人にはわかってしまう大奮発の一枚が出来上がってしまいました。。もっと小さくやっても良かったかな(小声)

しかしながら、綺麗に塗られた岩絵の具を見るのはそれだけでなんだか幸せな気分になるので、良い、良いのです!

こう見ると群青は本当に綺麗ですね..

ずっと残っていって欲しいものです

絵の具を焼く

長いおうち時間、皆さんいかがお過ごしでしょうか

もともとあまり家から出ないインドア派な私もいい加減外に出たくなってきましたが、今は辛抱です、いやはや

さて、前々から実験してみたかった”絵の具焼き”に挑戦してみました

みるみるうちに色が変わって思いの外楽しいです、これは。。

↑元の色  《焼く時間》 短い<<<<<<<<<<<<<<<<長い

一番上から
”天然 群青15番”、 ”天然 緑青15番”、”水干 舶来黄土”です

群青は焼くと少し緑みが増すように感じました。焼いて使う場合はこの”緑み”も考慮したいところです

緑青はなかなか色が変わらない、と思いきや、変わり始めてからが早いのでベストな焼き加減で止めるのが難しいです

黄土を焼くと、代謝のような色になるのには驚きでました、、含まれる鉄分が熱で酸化することによって赤茶っぽくなるのですが、

例えば市販の絵の具を買う時、この代謝や朱土より、もう少し明るかったり暗かったりする色が欲しい…という時は、自分で焼いて作ってしまうのもありですね

《用意するもの》

フライパン、スプーンか木ベラなど混ぜるもの(金属の場合は火傷注意!柄の長いものを使うこと)、絵の具※

※銅、鉄など金属が含まれる”天然”絵の具
(例:緑青、群青、金茶、岩黄土、黄茶、水干黄土など) ×新岩絵の具、合成、G絵の具などは使用しないこと

《注意点!!》

必ず換気しながら焼くこと

マスク、ゴーグル(あったら)をつける

!ついつい気になってしまいますが、、
熱してる最中は 絵の具に顔を近づけない

《焼き方》

1絵の具をフライパンに入れ、火にかける
ガスコンロの場合は弱火、電熱器などを使う場合は中くらいにて
焼きむらができないよう底を返すように混ぜる

2お好みの手前で火から一旦あげる、スプーンでとって冷まして色を確認、焼き足りないようだったらもう一度火にかける

3ちょうど良い具合になるまで2を繰り返す

以上、簡単ですが、絵の具を焼く方法と注意点などまとめてみました、ちょっとでも参考になったら幸いです

金潜扇面色紙《キンキ》

先日のスケッチを元に色紙に仕立ててみました

扇面の外側は、スナップエンドウです

顔を近くで見たところ
目は下地に銀箔を張りこんでみました

紅白は胡粉と朱で彩色し、赤の岩絵の具で加筆しました
朱と岩絵の具の赤は似たような色でも画面に使うと見え方が違うのが面白いです

生き物を描くのはなんとも言えない面白さがあります。
海なし県の埼玉にやってくるまでどんな魚生があったのか想像するとなんとも感慨深くなります

そう言えば金銭扇面は、華やかでめでたい感じが春らしくて、ついつい春の色紙に選んでしまいます、去年の桜も扇面でした!

春日(2019)

日々画材をめでたい。