知る人ぞ知る(?)インドの染料ヘナ、西アジアの方で昔からボディペインティングの材料として親しまれてきた染料です
最近ではヘアカラーとしても注目されているみたいです
これ岩絵の具と混ぜたらどうなるのかなぁ
と、こっそり狙っていた矢先、ちょっと立ち寄ったアジアンショップで取り扱っていたので、さっそく試してみました
↓
左から
そのまま、本洋紅、新岩11番、新岩15番、胡粉(薄塗り)、胡粉(厚塗り)、薄墨です
さらに上半分が膠入りヘナ、下半分が膠なしヘナ
比べてみると、まず膠が入っていてもいなくても定着するというのが驚きです
さすが染料、ガンボージなどの植物性樹脂と同じく成分の中にノリの役割をする成分が含まれているのかもしれないです
胡粉を上に掛けると少し色が染み出てくるのもガンボージにちょっと似ています
そういえばコチニールも結構上に染み出てくる印象です、染料の特徴なのかもしれないですね
しかし、暗い色やら粒子の粗い絵の具だと”しみ出し”もほとんど気にならないので、そのあたりをうまく使うとよさそう
あえて胡粉や明るい色の水干なんかを上から掛けて、染み出る感じを楽しむのも面白そうですね